テニススクールの選び方(施設編)
テニススクールといっても、公営のコートでのイベント的なものからトーナメントを目的にした特殊なものまでいろいろあります。そこでここでは、皆様の通いたいテニススクールを目的別に施設タイプをご案内致します。 
健康のため
健康管理を目的の方は、健康に詳しい総合スポーツクラブがお勧め。アウトドアで雨天の場合は、トレーニングや体力測定で健康度チェック。何より無理せず続ける事が健康(体力アップ)につながると思います。続けるという点では天候無関係の室内コートもお勧めです。
シェイプアップ 美容)したい
シェイプアップや美容を目的の方は、室内コートがお勧め。紫外線や天候に左右されずきれいにシェイプアップ。但し、最近はエアコンなどの空調システムがしっかりしてるコートがあるので快適すぎて太ってしまうかも。
(注意)空調が悪い室内コートの夏はサウナ状態です。
とにかく上手く なりたい
とにかく上手くなりたい人は少なくないと思います。ただ、上手くなりたい度合いをどの辺りに合わせているかです。受ける側の考え方次第で、どのタイプの施設でも可能ですが、やはり選手の集まる施設には選手やテニス好きを応援する環境が整っているものです。残念ながらそのような施設は少なくなりつつありますが。
友達が欲しい
地元密着型的発想で、民間の施設をお勧めしました。ただ、テニス以外のスポーツも行うのであればやはり総合スポーツクラブがお勧めだと思います。 
ストレス解消
ストレス解消は、やはり数が打てるスクール。他の施設でも5名以内のクラスは結構ありますのでフロントで受講クラスの人数を尋ねてみて下さい。(夜の時間帯で5名以内のクラスは少ないです)
お金をかけずに
市町村のコートや区・都・県の運営するコートでのレッスンは大きく二つに分類されます。フリーのコーチがレッスンをするタイプと公的機関のイベント的レッスンです。先に述べたフリーコーチのレッスンはほとんどが標準以上のレッスン料で、後者のイベント的レッスンがこれにあたります。申し込みも公的機関で行うものがほとんどです。 
テニススクールの選び方(システム編)
テニススクールで結構大切であるのに忘れがちなのがシステム。システムといってもピンとこない方も多いと思われますが、アウトドアの雨天振替の回数および申し込み方法、いろいろとあるものなのです。ここでは通われる皆さんの立場を考えご紹介します。
振替 について 目安  1.5回/1ヶ月
振替は忙しい方やお子さんのいる方には大切な受講日・時間の変更のことです。ほとんどのテニススクールでは用意されていますが、アウトドアの雨天による振替個々の都合振替があり、後者の個々の都合に関しては回数が設定されているスクールがほとんどです。お子様がいる方は夏休みなど長期休暇に対応できるかをチェックしておくと良いでしょう。
料金 について 目安 2,600円/1レッスン
料金は、だれが決めたのかいつの間にか標準的な金額が決まってしまいましたが、20年程前からあまり変化がないのが現状です。ただ、テニスコートは一面200坪以上の大きなスペースが必要となりますので、やはり場所によって上下します。家賃ほどの差はありませんが。交通の便の良いところはやはり1割から2割は高くなります。
入退会時期 について 目安  入会は随時か2週間前/退会は2週間以上前
だいたいのテニススクールは1コース2ヶ月ないし3ヶ月で区切られているところがほとんどです。4月からであれば入会時期は2ヶ月制で4・6・8・10・12・2月になり3ヶ月制で4・7・10・1月ということになります。最近では随時入会というところも少なくありませんが、レッスンが2ないし3ヶ月で区切られているのでレッスン内容が途中からになってしまう場合もあります。特に初めてテニスを始められる方は要チェックです。
また、退会時期ですが銀行引落などのシステムを使っているところは引落業者の締め日に順ずる所が多く、
最低でも2週間前にフロントに申告しなければ退会処理できないところが多いです。何も言わなければ継続とみなされます。各スクールにはだいたい退会についての説明書きがあるので見ておいたほうが良いでしょう。転勤が多い方は要チェックです。
レベル について 初級からがお勧め 
これから始められる方の中にも、運動神経には自信がある方や学生時代に体育会や同好会で腕を磨いた経験のある方、様々な方がおられると思いますが、中級から中上級(スクールは初めてでも学生時代テニスをして試合に出場していた等)で受講する自信が無ければ、初級から受講されることをお勧めします。初級のレッスンがしっかりしていることはスクールにとっても重要なことです。コーチがベテランか、丁寧なレッスンかでそこのスクールの判断がつくでしょう。気軽に質問できる雰囲気であればGOODです。
人数 について 多い時間帯 朝から昼・夜7時頃・土日の午前中
多いレベル
 初中級・ 中級
テニススクールは、複数の生徒さんが同じコートでテニスを教わるものです。そこで、1クラスの人数ですが、いろいろな状況で変わってきます。例えば、初級者と上級者であれば基本的に初級者の人数のほうが多くなり、昼と夜では、夜のほうが人数は多くなります。このようにテニススクールに通われる方の都合やレベルにより人数も変わるものです。そこで確かめたいのが定員情報です。ほとんどのテニススクールには1クラスの定員が決まっており、定員以上にはなりません。また、開講最少人数も同様に決まっている思うのでその人数が集まらなければ成立しないクラスも出てきます。友達をたくさん欲しい方であれば人数の多いクラス、ボールをたくさん打ちたい、とにかくコーチと打ちたいのであれば人数の少ないクラスをお勧めします。但し後者の場合、そのテニススクールのコーチングマニュアルによっては、打ちあう数は様々なのでこれとは限りません。
用具 について ラケットは試打ラケットを利用
スクールで必要になる用具は、ウェアー・ラケット・シューズです。(その他にも、あると便利なものはありますが)
ラケット・シューズはレンタルがあるスクールもあります。ただ、レンタルのものは古いものが多く、あまりお勧めできません。ラケットについては
試打ラケット制度があるところが多いので、利用すると良いでしょう。
ラケット選びのコツは、コーチからのアドバイスが有効的で目安になるでしょう。
テニススクールの選び方(コーチ編)
テニススクールでは、一番大切な要素の一つ。これから通おうとしてる方も現在通っている方も「コーチ」は一番興味深く、尚且つスクール評価の50%以上と言っても過言ではないテニススクールの要素の一つ。ここでは、皆さんにとって楽しくテニスライフをおくる為のテニスパートナー選びをお手伝いできればと考えています。
ポイント1 人柄がGOOD
昔は、コーチが選手や元選手で、「上手くなるには足だ!」と渇をとばす体育会的な人が教えているケースが多く見られましたが、最近の傾向は、サービス第一主義のテニススクールがほとんどです。ただ、どちらの方が良いと言う事はなく、教えているコーチが生徒の皆さんと公平によく話しをし、調子が悪い時にはフォローしてくれたり、相談にくのってくれたりと、やはり第一はそのコーチの「人柄」です。
ポイント2 教え方が丁寧
最近では、テニスレッスンもマニュアル化しつつあります。それは、コーチ不足にもよりますが、良い面も悪い面もあります。良い面は、1レッスンの参加人数に左右されにくく平均的に上手くなり、コーチの技術に頼る点が少ない(テニススクール側にとって良い)ということです。悪い面は、応用が利きにくい(マニュアルによっては、時間も決まってます)ことです。
「皆さん」と呼ぶのではなくではなく「青木さん」というようにあまりマニュアル的にならず、個々のアドバイスを個々のテンポにあわせてタイミングよく言ってくれるコーチは「教え方が丁寧」と言えるでしょう。
ポイント3 指摘や評論で なくアドバイス
技術アップで最も大切なことでコーチの上手さのバロメーターでもあります。例えば、あるショットを失敗したとします。まずそれが単なる「不注意からの失敗」なのか「技術的にできなかった」なのかです。もし、不注意でしたらフォロー、技術的でしたらアドバイスです。そこで後者のアドバイスですが、その失敗について解説する評論家コーチや、「違います、ダメです、失敗です」等ばかり言う指摘コーチには注意して下さい。良いアドバイスは、失敗しにくくする為のコツや手法を個々の技術に合わせて言うことで、コーチにとっても経験が少なければ難しい技術の一つです。
ポイント4 テニスが 上手い 
テニスを教える事が上手いのと、テニスが上手いのは違います。しかし、上手いに越したことはありません(「ヒッティングパートナーとして」、「観察することでヒントが得られる」、「説得力がある」等)。
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